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旅行者用プリペイドSIMカード「ZIP SIM」をハワイで使ってみた

スマホ関係

旅行者用プリペイドSIMカード「ZIP SIM」とは

「ZIP SIM」をハワイで使ってみました。
「ZIP SIM」とは、アメリカなどで使える旅行者用プリペイドのSIMカードのことです。
種類がいろいろある(2016年6月30日現在の情報となります)ので、自分に合ったプランの選択が必要です。
因みにこのSIMカードは、日本で使っているSIMカードをスマホから取り出し、かの地で代わりに取り付けて使用します。

「ZIP SIM」のプラン

まず、SMSとデータ通信に通話が付いたプラン。
これには利用期間が4種類あり、それぞれデータ通信が違います。

・7日間:データ通信量500MB
・14日間:データ通信量1GB
・21日間:データ通信量1.5GB
・30日間:データ通信量2GB

通話が付いていないプラン(SMSとデータ通信のみ)のプラン。
こちらにはデータ通信量と日数が違う3種類があります。

・14日間:データ通信量500MB
・14日間:データ通信量1GB
・30日間:データ通信量2GB

SIMのサイズは「標準」、「Micro」、「Nano」のどれにも対応しています。
私が購入したのは通話なしの14日間(500MB)。出発前にAmazonで購入しました。

「ZIP SIM」のアクティベーション

使用しているスマホZenFone2 Laser(SMフリースマホ)はSIMカード2枚挿しができるので、出発前に空きのスロットに差し込みました。
APN(アクセスポイント名)には「T-Mobile」と表示されていました。
T-Mobile USのMVNO(仮想移動体通信業者)なのが分ります。
説明書にはAPNは「wholesale」にしろと書いてあるので、その通り「wholesale」を追加しておきました。

そして一路ハワイへ。
ホノルル空港にて通信できるかスマホをチェック。通信はしているようですが、WEBページは見られません。早速、アクティベーション(認証処理)作業を行いました。説明書に従って作業を行います。

SMSで、7850宛に事前に調べた宿泊ホテルのZIPコード(郵便番号)を送信。これで、数分後にはSMSで電話番号と通信回線接続の案内が送られて来るはずです。

10分経過…。
20分経過…。

しかし、30分経っても送られてきません。すこし焦りだしたその時、やっと送られてきました。

「ZIP SIM」を使ってみて

1時間くらい経っていたでしょうか。これ以降、見れなかったWEBページも表示されるようになりました。焦りはしましたが、アクティベーションは至って簡単でした。

5日間使って、残りは翌週から旅立つ同僚に使ってもらいました。我々(私と同僚)の使い方では、実質10日間で500MBで十分でした。注意点としては、スマホによってはLTE通信ができない場合があるようです。

ZenFone2 Laserの対応無線規格は下記の通りです。

2G:EDGE/GSM :850/900/1800/1900
3G:W-CDMA:800(6)/800(19)/850(5)/900(8)/1900(2) /2100(1)
4G:FDD-LTE:2100(1)/1800(3)/850(5)/800(6)/900(8)/1700(9)/800(18)/800(19)/700(28)
ASUS ZenFone2 Laser

ZIP SIMは以下の周波数に対応した端末で使用可能です。
4G DC-HSDPA——-AWS Band 4
4G HSPA+———-1900MHz Band 2、AWS Band 4
3G UMTS(W-CDMA)-1900MHz Band 2、AWS Band 4
2G GSM/Edge——-1900MHz Band 2

と言うことで、ZenFone2 LaserではLTE接続できていなかったのか…。でも、スマホ画面には「4G」と表示されていたような気もします。海外用のWi-Fiレンタルサービスもありますが、ヘビーに使わないのなら「ZIP SIM」の方がかなりお得かと思います。

注:現在、ZIP SIM は購入できないようです(2021/9/8)。

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