映画『この世界の片隅に』のあらすじ・感想など

アニメ映画

私的評価

映画『この世界の片隅に』を観ました。
Amazonプライムビデオでの視聴です。

とにかく絵が美しい。手書きアニメと言うんでしょうか、やわらかいタッチがとてもいいですね。原作は読んでいませんが、ドラマ版は毎週観てました。
映画『火垂るの墓』のような悲しく絶望感あふれるストーリーではないことが分かっており、安心して観られました。最後の場面、戦争が終わり街中にともった灯、この映画には希望があります。

★★★★★

作品概要

監督・脚本は片渕須直。
製作は真木太郎。
原作は、こうの史代の『この世界の片隅に』です。
主人公すずの声はのんが担当しています。

2016年11月公開の日本映画です。

広島県呉に嫁いだすずは、夫とその家族に囲まれて、新たな生活を始める。時は昭和19年、日本が戦争のただ中でした。戦況が悪化し、生活は困難を極める中、すずは工夫を重ね日々の暮らしを紡いでいきます。

作品の紹介・あらすじ

解説
「長い道」「夕凪の街 桜の国」などで知られる、こうの史代のコミックをアニメ化したドラマ。戦時中の広島県呉市を舞台に、ある一家に嫁いだ少女が戦禍の激しくなる中で懸命に生きていこうとする姿を追い掛ける。監督にテレビアニメ「BLACK LAGOON」シリーズや『マイマイ新子と千年の魔法』などの片渕須直、アニメーション制作にテレビアニメ「坂道のアポロン」や「てーきゅう」シリーズなどのMAPPAが担当。市井の生活を壊していく戦争の恐ろしさを痛感する。

あらすじ
1944年広島。18歳のすずは、顔も見たことのない若者と結婚し、生まれ育った江波から20キロメートル離れた呉へとやって来る。それまで得意な絵を描いてばかりだった彼女は、一転して一家を支える主婦に。創意工夫を凝らしながら食糧難を乗り越え、毎日の食卓を作り出す。やがて戦争は激しくなり、日本海軍の要となっている呉はアメリカ軍によるすさまじい空襲にさらされ、数多くの軍艦が燃え上がり、町並みも破壊されていく。そんな状況でも懸命に生きていくすずだったが、ついに1945年8月を迎える。

シネマトゥデイ

感想・その他

私が子供の頃は、近所に爆弾池があったり、父から空襲時の話をよく聞きました。「ここの家の防空壕では、直撃弾が落ちて一家全員が死んだ」とか、「すぐ近くの家まで延焼した」とか。非常に怖かったと申しておりましたが、でも「一番怖かったのは昭和19年の地震(昭和東南海地震)だ」と言っておりました(戦争じゃない)。
神社で遊んでいたら、地鳴りとともに大地が揺れ、灯籠が崩れ落ち、立ってはいられなかったそうです。母はほとんど怖かった記憶がないそうですが、焼夷弾が屋根を突き破って部屋に落ちたことだけは覚えているようです。

そんなことが頭にあり、映画『火垂るの墓』の内容がチラつく中、この映画を観たわけであります。しかし、戦時中という特異な雰囲気の中での生活でも、結構のんびりとした生活が描かれていました。実際、結構こうした生活だったのかもしれませんね。それでもそんな生活は昭和19年中頃までで、空襲が激しくなると状況は一変します。昼夜を問わず行われる空襲、そして落ちてくる焼夷弾の音。それがあっさりと終戦…。すずさんは、悲しみと怒りを爆発させます。この戦争の中を今まで頑張ってきた国民、兄や晴美など多くの犠牲となった人々。そんな人たちのことを思うと許せなかったのでしょう。一番ジーンとなった場面でありました。


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