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ジョゼ・ガルシア主演、映画『ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走~』のあらすじ・感想など

映画

私的評価

映画『ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走~』を観ました。
レンタルビデオでの鑑賞です。

よい御旅行を。そんな題名のこの映画。もうハチャメチャのちょっぴりアクション映画のエッセンスが入った、コメディ映画です。

★★★☆☆

作品概要

監督はニコラ・ブナム。
脚本はニコラ・ブナム、フレデリック・ジャルダン、ファブリス・ロジェ=ラカン。
主演はジョゼ・ガルシア、その他出演はアンドレ・デュソリエ、カロリーヌ・ヴィニョほか。

2016年制作のフランスのコメディ映画です。
待ちに待った夏休み、コックス一家は“未来のシステム”搭載の新車で、バカンスへと旅立ちます。ところが、出発してまもなく自慢のシステムが故障、車は時速160キロでハイウェイを大暴走してしまします。そんな極限状態の中で、次々と明かされていく家族それぞれの驚愕の秘密、家族は崩壊寸前…。

作品の紹介・あらすじ

解説
自動車内を舞台にした密室コメディー。車でバカンスに出掛けたものの、ブレーキが制御できなくなりハイウェイを猛スピードで暴走する羽目になった家族の姿を追う。『ヒャッハー!』シリーズなどのニコラ・ブナムが監督を務める。『ル・ブレ』などのジョゼ・ガルシア、『恋するシャンソン』などのアンドレ・デュソリエらが出演。笑いとスリルが休む間もなく押し寄せる。

あらすじ
整形外科医のトムは夏休みを迎え、家族でバカンスに出掛ける。最新テクノロジーが搭載されているという真紅の新車に、妊娠中の妻ジュリア、9歳の娘リゾン、やんちゃな7歳の息子ノエを乗せて出発する。意気揚々とハイウェイを進むトムだったが、突如として車のブレーキが利かなくなって時速160キロメートルで暴走。さらに、役立たずな警官や追走してくる男との遭遇、後部座席に潜む謎の存在によって一家は大混乱に陥っていく。

シネマトゥデイ

感想・その他

登場人物のそれぞれが、ちょっと「抜けた」感じのする人ばかり。とくに父親の父(子供たちには祖父)のベンが酷すぎて、笑いより怒りが込み上げてきます。父親はちょっといい男の、ジョゼ・ガルシアが演じています。このジョゼ・ガルシアは、ほらあの人に似ています。そうそう、アイアンマンの人。私はずっとアイアンマンの人だと思って観ていました。

さて、もう一つの主役であるのがクルマ。人口知能搭載の、コンピュータで完全制御された「メドゥーサ」というクルマ。この最新のクルマが、問題を引き起こすんです。コンピュータが異常をきたし、設定したクルーズコントロールが解除できなくなります。ブレーキを踏んでも速度が落ちず、試しにアクセルを踏むと設定速度がどんどん上がり160Kmに。ヒューズを引っこ抜いてもエンジンは止まらず、万事休す…。そうやって考えると、コンピュータ制御のクルマって怖い、そう思えてきます。昔のクルマのように、すべて機械式のクルマならこんなことは起こらないですよね。

コメディではなく、コンピュータ制御の最新車が制御不能というパニック映画を作ると、大ヒットしそうに思うんですが、どうでしょうか?

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