レンタルサーバーを引っ越したときの苦労話し（エクストリムサーバーからコアサーバーへ）

移行前の環境はエクストリムサーバー（EXTREM）

ドメイン管理はムームードメインで、レンタルサーバーはエクストリムサーバーでした。エクストリムサーバーは、ライトプランで運用しており、料金は月額110円（1年契約）でした。これにドメイン管理料が年間1700円ほど掛かっていました。両方合わせて、月額250円ほどでした。

このエクストリムサーバーのライトプランの使用期間は6年ほど。ディスク容量が2GBと少な目でしたが、6年で60％ほどの使用量だったので、まだまだ数年は使えそうでした。とくに不平。不満もなく使わせていただきました。

新しいサーバーへ引っ越して感じたことは、エクストリムサーバーのサイトマネージャーがとても使いやすかったことです。画面の作りが、ユーザーフレンドリーで分かりやすい構成です。メニューにあるそれぞれの項目（ファイルマネージャーとか）も、非常に使いやすかったです。新しいサーバーを使ってみて、エクストリムサーバーのサイトマネージャーの良さが分かりました。

サーバーを移行したくなった理由

Googleサーチコンソールで「ウェブに関する主な指標」で、「CLS に関する問題: 0.25 超（モバイル）」という不良対象URLが多く発生したのが理由でした。

ネットで調べていろいろと対応してみましたが、どうやっても「PageSpeed Insights」のパフォーマンスは赤色の30点台でした。そして最後に残った対応策が「サーバーを速くする」だったのです。そうとなると、どうしてもサーバーを換えてみたくなるのが私…。それから移行先にするサーバー探しが始まりました。

サーバーの引っ越し先はコアサーバー（CORESERVER）

そして選んだのがコアサーバーのV2プランのCORE-Xでした。
決め手は…

そして、最後の決め手は「速度違反レベルのハイスピード。」の広告文でした。

コアサーバーの申し込み

まずはエクストリムサーバーの自動更新を止めました。更新日が2022年10月末までだったので、移行作業期間は3か月ほどあり、ちょうど良かったのではないでしょうか（結局、移行に1か月ほど掛かりました）。
それからコアサーバーを申し込み、ムームードメインからバリュードメインへ、ドメインの移管を行いました。これドメイン更新費用がで永年無料となりました。

WordPressのお引越し

ここからサーバーの引っ越しに苦労しました。
まずは、バリュードメインのメニューにある「オプション」「WordPress移行サービス」を使ってみました。2回ほどやってもエラーとなるので、問い合わせをしました。調べていただいた結果、移行元の方でエラーが起こっているとのことでした。パーミッションの関係かと思い、アクセス権を緩くしましたが、結局はダメでした。

それからコアサーバー側のメニューにある「ツール」「サーバー間コピー」を使ってみました。これで新サーバーの方のWordPressが立ち上がったのですが、画像が一切表示されなくなりました。これについては、サーバー移行するとよくある現象のようで、いろいろな対応さすが書かれています。しかし、どれも解決には至らずでした。どういった状態かというと、移行先サーバー側にはメディアファイルがあるようだが、画像の内容が表示されておらず、WordPressとの関連付けができていない感じです。

次に、コアサーバーで紹介されている手動での移行を試しました。まずはプラグインを使った移行、それからプラグインを使わない移行。しかし、どちらも画像が表示されずダメでした。

もう諦めて、移行元サーバーのWordPressで、「ツール」「エクスポート」ですべてのコンテンツをダウンロードして、移行先サーバーのWordPressにインポートしました。これでは画像がやはり表示されなかったので、「/wp-content/uploads/」にある画像データをすべて削除しました。400以上ある投稿のすべての画像を、別個にダウンロードしていた画像データから入れ直ししました。

最終的にした移行作業は下記の通りです。

まとめ

苦労しましたが、「PageSpeed Insights」はかなり改善しました。

携帯電話（モバイル）は、30点台から84点へ。

デスクトップは、70点台から97店へ。

体感的にはそれほどのスピードアップ感はありませんが、こうして数字では表れているので、苦労した甲斐がありました。