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ウォーキング時の正しい水分補給の仕方について

知識

正しい水分補給のすすめ

ウォーキングを行うときに、忘れてはいけないのが「水分補給」です。ウォーキング中の手のむくみや、特に夏場などに発生しやすい脱水症状など、トラブルの予防として「水分補給」はとても重要です 。

ウォーキング中は、時間を決めて喉が渇く前に水分補給することがとても大切です。また、水分補給水には10℃前後という少し冷たいと感じる温度の飲料がよいそうです。冷たさで胃が適度に刺激され活発に働くようになり、効率的に水分を吸収できるそうです。因みに、自販機で売られているコールド用の飲料の温度は、通常5℃前後に設定されているようです。

  • ウォーキングの30分から60分前に、300~500mlの水分を取する。
  • ウォーキング中の水分補給は、喉の渇きと関係なく15~20分間隔で定期的に100mlほどをゆっくりと摂取する。

ウォーキングに適した飲料水

適した飲料としては、ミネラルウォーター麦茶、そしてスポーツドリンクがあります。
ミネラルウォーターや麦茶は、水分補給とともにミネラルも補給できます。しかし、30分以上のウォーキングでは、ミネラルウォーターや麦茶だけではエネルギーの補給ができません。

スポーツドリンクは、エネルギーに必要な糖分や塩分、またミネラルも補給ができますが、運動量が少ない場合はカロリーオーバーの原因になるので注意が必要です。30分以上のウォーキングには、やはりスポーツドリンクが一番ではないでしょうか。

適さない飲料としては、カフェインを含む飲料となります。飲み物としては緑茶や紅茶、コーヒーやコーラなのが挙げられます。カフェインがなぜダメなのか。それはカフェインには利尿作用があるからで、余分な水分をカラダの外に排出してしまうからです。

汗をかく仕組

人間が長時間運動できる能力を身につけたのは、発汗という体温調節機能が備わったからです。人間の体は、体温を一定に保つ働きを持っており、平常時なら主に呼吸で体温調節が果たされています。しかし、外気温が体温と同じくらい高くなったり、ウォーキングなどの運動によって急激に体温が上がる場合には、呼吸だけでは体温調節をすることができません。そこで、体は「汗」を掻いて体温を下げようとします。

汗の水分が皮膚の上で蒸発する時に気化熱として熱が奪われ、それにより人間は体温を36.5℃前後に保つことができます。もし汗を掻かないとしたら、熱が身体に籠もってしまい死に至ることもあります。このように汗は、私たち人間の生命維持にとても重要な働きをしていることになります。

人間の体は65~70%は水分でできており、汗として発散した水分を何も補給せずにいると体内の水分量が不足してしまいます。すると汗を掻けなくなり、体温だけが上昇してしまいます。これがよく耳にする「脱水状態」となります。

まとめ

ウォーキング前の水分補給と、ウォーキング中の15~20分間隔でのこまめな水分補給は、ウォーキングの基本です。真夏のウォーキングだけでなく、水分補給をしながら歩くことは一年を通じて大切なことです。

目安として、30分以内ののウォーキングならミネラルウォーターや麦茶、それ以上のウォーキングならスポーツドリンクを飲みましょう。

「喉が乾いた」と感じる時点で、既に体内の水分は不足気味となります。しっかりと水分補給をして、楽しく安全にウォーキングを楽しみましょう。

関連情報「ウォーキング中の手のむくみの正体

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