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50代男性 指先の冷え性に悩む(末端冷え性)改善方法など

知識

指先の冷え性に悩む

50代男性です。今冬となり、今まで感じなかった指先の冷え性に悩んでいます。
手の指先だけで、足の方はそうでもありません。

感覚が無くなるほどの症状ではありませんが、ついつい手を擦り合わせてしまいます。様子見してましたが、治りそうな兆候もなく、気になるので原因や改善方法など調べてみました。なにか重大な病気が隠れていても嫌ですからね。

冷え性の原因

女性は約8割、男性でも4割以上の人が、冷え性の自覚があるそうです。その理由は大きく分けて4つありますが、その「冷え性」を起こすメカニズムを記してみましょう。

1.筋肉量が少ない

筋肉は、人体最大の熱産生器官と言われています。筋肉が伸縮することでポンプのように血液を送り出すことができ、体のすみずみまで血液を循環させて体を温めています。

女性はもともと男性に比べて筋肉量が少なくため、作り出される熱量が少なく、ポンプとしての力が弱くなります。そのため、体が冷えやすいということになります。体の末端まで血液が行きにくいため、とくに手足が冷えやすくなります。

ホルモンバランスが乱れやすい

女性には、男性にはない月経、出産、閉経といった人生のそれぞれの時期に変化があり、ホルモンのバランスが乱れやすい傾向にあります。ホルモンバランスが乱れると、体温調整をしている自律神経系に乱れが出やすく、それにより血液の循環が悪くなり冷え性になりやすくなります。また、女性ホルモンの量がぐんと減る更年期には、冷えが酷くなるという方が多くなります。

ストレスの影響

人間、生きていく上でストレスからは逃れられません。仕事や職場、家族のことなどでストレスを溜め込みイライラすることもあるでしょう。心理的ストレスに加え、夏や冬に感じる極端な気温は、体へのストレスにもなります。

ストレスを感じると、男女問わず自律神経のバランスを崩しやすくなります。自律神経は、内臓や血管などの働きをコントロールし、体内の環境を整える神経のことです。そのバランスがストレスにより崩れることにより、体の機能を調節に支障をきたすことになります。体は緊張しっぱなしで、末梢血管も収縮を続けて血行不良を招き、冷えた状態を招きます。

生活習慣の乱れ

現代人の体温は、生活習慣の乱れによって低下しているといわれます。また、昨今では夏場や冬場のエアコン生活で、体の体温調節機能を使わない生活ばかりとなっています。そのため、もともと備わっていた体温調節機能が低下している人が増えています。

乱れた生活習慣は自律神経のバランスを乱すことになり、体温調節機能が乱れて冷え性を招いてしまいます。

冷え性による体へのダメージ

冷え性による体へのダメージにはどんなものがあるでしょうか。

血流が悪くなる

体の冷えによって血管が収縮すると、血流が悪くなります。すると毛細血管まで温かい血液が流れず、ますます手足が冷えてしまいます。また、人間本来の機能として、体が冷えると内臓を優先して温めようとするため、血液が体の中心に集中し、末端となる手足に十分な血液が届かなくなります。

老廃物が溜まる

冷えで血液の流れが悪くなると代謝が低下することになり、老廃物が体内に溜まりやすくなります。老廃物が溜まると、肥満やむくみ、便秘に肌トラブルなど、いろんなトラブルを引き起こします。

免疫力の低下

免疫細胞は37度前後で活発に働くと言われている通り、体が冷えている状態だと免疫力を低下させてしまいます。冷えによって疲れやすくなったり、風邪を引きやすくなったりするのもこのためです。免疫力が低下したままだと、重大な疾患(生活習慣病やアレルギーなど)につながる可能性もあります。冷えを予防して、免疫力が高まる体温を維持することがとても大切です。

冷え性の予防策

体の冷えの予防策についてです。冷えを予防するには、適度な運動やバランスのとれた食事が効果的です。また、薄着になりすぎないよう、服装を調節したり、夏でも冷房や扇風機の使い方に注意したりすることも大切となります。

身体を温めることにより、手足の末端や皮膚表面の血管が拡張し、自律神経が調整されます。とくに血管の拡張により副交感神経が優位になり、全身がリラックス状態となって、ストレスの改善にも役立ちます。

有酸素運動が効果的

適度な運動によって、人体最大の熱産生器官である筋力をつけましょう。また、心身をリフレッシュさせて自律神経を整えることが大切です。

自律神経を整えるための運動としては、呼吸を意識して無理なく続ける有酸素運動がおすすめです。ウォーキングや軽いジョギング、ストレッチなどです。普段運動に慣れていない人でも手軽に始められます。

服装や飲食物にも要注意

服装や飲食物の面でも、冷えの予防をしましょう。
クーラーの効いた部屋に長時間いることの多い夏場は、温度調節のできる服装を用意しすることです。また、ひざ掛けや腹巻などを活用したりすることで、冷え過ぎを回避しましょう。

また、夏は冷たい食べ物や飲み物を摂取しがちですが、これは体を冷やす原因となります。涼しい空間ではできるだけ温かい飲食物をとるように心掛けましょう。

クーラーや扇風機の風は直にあたらない

クーラーの設定温度は、25~28℃と良いとされています。外と室内の温度差を5℃以内に保つことで、自律神経の乱れを抑えることができます。

また、クーラーや扇風機の風向きも意識しましょう。冷たい風が体に直接あたると、体が冷えるリスクがより高まります。風向きをコントロールして、冷たい風が直接あたらないように工夫が必要です。

まとめ

先日には目眩で通院した際に、医者からはストレスからくる目眩が考えられると言われました。
自分的にはあまりストレスを感じていませんが、知らず知らずのうちにストレスを溜め込んでいたのかもしれません。

そうなると、私のこの手指の冷えも、やはりストレスによる影響が一番の原因なのでしょうか。
取りあえずは、予防策を実践してみたいと考えています。

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