ハイドレーションパックの使用状況
私が使っているハイドレーションパックは、ドイターのストリーマー2.0L。ドイターのバックパック、レースXに付属していたものです。
もうかれこれ6年以上前の購入ですが、最近では自転車でバックパックを背負うことが無くなりました。それに伴ってストリーマーも出番が少なくなりました。今ではもっぱらストリーマー単体を、山行で使ってます。背負うザックによってはドリンクボトルが取りづらく、そんな時に使ってます。
ハイドレーションパックとは
ちなみにハイドレーションとは、活動中の積極的な水分補給のことであり、熱中症や脱水症状を防ぐのに有効です。そして、ソフトボトル(水分を入れる袋状なもの)に吸引チューブが取り付けられた給水システムをハイドレーションパックと言います。登山やランニング時に、これをハイドレーション対応ザックに入れて、ホースより水分補給します。
使ってみれば分かりますが、ボトルから水分補給するよりかなり手間が省け、運動中はとくに止まることなく水分補給ができます。
私の使用するドイターのストリーマーは、給水口をひねって給水OK状態にして、それを噛んで吸い込みます。
ハイドレーションパックの問題点
少し前のことになりますが、愛知県新城市の鳳来寺山登山で、このストリーマーを久しぶりに使ってみました。
かなりの間放置状態のストリーマーでしたが水洗いもせず、いきなりポカリスエット500mlを流し込み、浄水効果があると言われているセラミックボール入りのペットボトルの水(これまたいつの水か分からない…(汗))を適当に入れ、約1リットルのドリンクを作成しました。これをザックにセットして山に持って行きました。
吸い口の問題
舗装路から山道に入り、ドリンクを飲もうとチューチュー吸うのですが、なかなかまとまった水分が口の中に入ってきません。家でドリンクを入れ終わった時に、中の空気を抜きすぎたのが原因だったのでしょうか。長めの休憩を取った時にストリーマーをザックから外し、中に空気を入れて吸ってみると先ほどよりは出てきました。
ただ、久しぶりだったのでそんな気がしただけで、実際はその程度の出だったかもしれません。この噛んで吸う給水方法、自転車や登山の上りでは苦労するんです。心拍が上がっている時にこの「吸う」という作業は、とても体力を使うんですね。マジで「吸えるかー!」と言いたくなります。
ハイドレーションパックの洗浄問題
また、この山行では腹痛に悩まされました。腹の調子が悪くなったのが、出の悪いドリンクを飲み始めてからでした。洗わずに使ったのと、ペットボトルの水の件があり、それ以後は水分補給を躊躇することになりました。但し、この件については下山後に残りを飲んでも大丈夫だったので、ドリンクの所為では無かったようです。
それにしても、このドイターのストリーマーは洗いにくくて干しにくい。裏返しに出来れば、使用後に中をゴシゴシ洗え、簡単に干すことができます。
ガイガーリグのハイドレーションパック
そんな二つの不満点を解消してくれるのが、ガイガーリグのハイドレーション。
ガイガーリグ ハイドレーションの特徴は、付属のパワーバルブ(ポンプ)で数回プッシュする事により、その空気の圧力で、水を勢い良く噴射させる(ウォータースプレー)事が出来ます。それによりマウスピースに口を付けずに水分補給が出来るため、リザーバーへのバクテリアの侵入を防ぎ、衛生的に水を保ちます。夏場などの暑い時期でもバクテリアの繁殖を抑えられます。
(国際特許出願中)
水分の摂り過ぎで腹がガバガバになる恐れはありますが、手動ポンプにより吸わなくても出るのがグッドです。そして何と言ってもメンテナンスのし易さ。使用後のメンテナンス(洗浄)性の重要度は、使用者じゃないと分かりません。
裏返しに出来るのが、これベリーグッドです。また、オプションパーツも豊富です。
お値段にビックリしますが、次に買うことがあればコレですね。シンプルなハイドレーションパックですが、それなりにいろいろと進化しているようです。
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