祖父江町往復サイクリング
愛知県稲沢市祖父江町は愛知県の北西部に位置し、木曽川を挟んで岐阜県と接しています。その祖父江にはイチョウの木が1万本以上もあり、晩秋には黄葉を楽しませてくれます。そんな黄葉真っ盛りと思われる祖父江へ、サイクリングしてきました。
当日の午後の気温は20度を超え、また無風のサイクリング日和でした。帰路には善光寺東海別院や清須城にも寄り道。全行程56Kmの、程よいサイクリングとなりました。
「そぶえイチョウ黄葉まつり」とは
祖父江町の山崎地区ではとくに銀杏(ぎんなん)の生産が盛んであり、イチョウの黄葉の美しさでも知られています。毎年11月下旬には、今年で22回目を数える「そぶえイチョウ黄葉まつり」が開催されています。平成最後の開催となった昨年の第21回では、10日間で27万5千人が来場したようです。黄葉散策マップも用意されており、久治イチョウの原木や樹齢200年以上の古木、倒木イチョウなどが見られます。
メインの山崎会場には露店が所狭しと出店されていて、見て歩き、食べて歩くのも楽しそうです。中には服や瀬戸物を売っているお店まであるんですが、売れるんでしょうか?
その中で、「ぎんなん唐揚げ(ぎんなん尽くし)」というのを同行のIさんが購入し、それを食べさせていただきましたが、普通の鶏の唐揚げに揚げた銀杏が入っているだけでした。Iさん曰く「銀杏が唐揚げされていると思っていた」そうで、実際私もそれを期待してました。
祖父江には善光寺東海別院がある
言い伝えによりますと天正十年(1582年)織田信長・信雄によって善光寺ご本尊如来さまが岐阜より尾張甚目寺へ御遷座の途中、祖父江付近に立ち寄られたとあり、その場所に明治四十二年・四十三年と蓮田であった境内地に1本の茎から二つの花が咲くという奇瑞を縁として、開基旭住上人が信州善光寺本坊大勧進より善光寺如来さまを勧請して善光寺東海別院を創立しました。
善光寺東海別院は信州善光寺の別院です。山号を双蓮山、寺号を善光寺と称します。善光寺如来さまは、現当二世(この世もあの世も)お守り下さるありがたい仏さまです。善光寺東海別院の本堂は善光寺特有の撞木(しゅもく)造りで間口8間奥行12間の総欅造りの大伽藍です。信州善光寺の本堂の約3分の2の大きさを誇ります。
なかなか立派なお寺で、参拝客もひっきりなしに訪れていました。さぞかし古く由緒あるお寺だろうと考えましたが、創建は明治43年(1910年)と以外にも新しいところでした。
Iさんは「家内安全」を、私は「金運招福」を祈願。宝くじがあたりますよに!
「そぶえイチョウ黄葉まつり」に行ってみて
実際のところ黄葉はまだまだで、最終日でも黄葉の最盛ではなかいもしれません。思っていた以上に盛大に催している「まつり」で、期間中の土日はクルマだと渋滞に巻き込まれそうです。私なら、名鉄電車に揺られ、駅からはウォーキングがてら散策(山崎会場の祐専寺および周辺は、名鉄尾西線「山崎駅」から徒歩5分)するでしょう。ただ単に「黄葉」を楽しみたいのなら、今年はまつりが終わった翌週あたりの土日が狙いかもしれません。
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