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田中修治著『破天荒フェニックス オンデーズ再生物語』を読んだ感想

ノンフィクション

私的評価

田中修治著『破天荒フェニックス オンデーズ再生物語』を読みました。
Amazon Prime Reading を使用して Fire7 で読みました。

465頁という大作です。
一難去ってまた一難。そんなことわざがピッタリな展開に手に汗握り、一気読みしました。
人に裏切りられますが、助けてくれたのもまた人。悪ければ離れていき、良ければすり寄ってくる手のひら返し銀行。なんだか人生の縮図を見ているような本でした。

それにしても、人とのつながりというのはとても大切ですね。

★★★★☆

『破天荒フェニックス オンデーズ再生物語』とは

人生を大きく変えるため、倒産寸前のメガネチェーン店を買収した田中。ところが社長就任早々、銀行から「死刑宣告」が下されることになる。度重なる倒産の危機や、裏切り、そして決死の資金繰り。何度も何度も襲いかかる絶体絶命のピンチを、持ち前の負けん気と破天荒な施策で立ち向かっていきます。実在するメガネ屋「OWNDAYS」の死闘の日々を描いた実話です。

内容説明
2008年2月。小さなデザイン会社を経営している田中は、ひとつの賭けに打って出る。それは、売上20億円に対し、負債14億円を抱えた瀕死状態のメガネチェーン店「オンデーズ」の買収。新社長として会社を生まれ変わらせ、世界進出を目指すという壮大な野望に燃えていたが…。

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

2008年2月。小さなデザイン会社を経営している田中修治(30歳)は、ひとつの賭けに打って出る。それは、誰もが倒産すると言い切ったメガネチェーン店「オンデーズ」の買収ー。新社長として会社を生まれ変わらせ、世界進出を目指すという壮大な野望に燃えていたが、社長就任からわずか3か月目にして銀行から「死刑宣告」を突き付けられる。しかしこれは、この先降りかかる試練の序章に過ぎなかった…。

【目次】(「BOOK」データベースより)
トラックのハンドルを握るのは誰だ!?/新社長は救世主なるか?/目指すはメガネ界の「ZARA」/突きつけられた「死刑宣告」/全国店舗視察ツアー/スローガンに不満爆発/「利益は百難隠す」を信じて/絶対にコケられない新店舗/血みどろの買収劇/悪意は悪意をよぶ〔ほか〕

著者等紹介
(「BOOK」データベースより)
田中修治
株式会社オンデーズ代表取締役社長。10代の頃から起業家として、企業再生案件を中心に事業を拡大。2008年に巨額の債務超過に陥り破綻していたメガネの製造販売を手がける小売チェーンの株式会社オンデーズに対して個人で70%の第三者割当増資を引き受け、同社の筆頭株主となり、同時に代表取締役社長に就任。2013年には同社初となる海外進出を果たし、オンデーズシンガポール法人(OWNDAYS SINGAPORE PTE LTD.)を設立。翌年、オンデーズ台湾法人を設立。2018年7月末現在、アイウェアブランド「OWNDAYS」を10か国250店舗展開し、独自の経営手法により、事業拡大と成長を続け実業家として活躍している。

感想・その他

この本のあとがきを読むまで、フィクションだと思っていました。実際、「こんなに上手い具合にことが運ぶことなんてないよな」なんて思いながら読んでいたので、実話だと知りビックリしました。試しに近所にオンデーズの店舗がないか調べてみたら、以前よく行っていたイオンモールに入っているようです。いつから入っているのか知りませんが、同じく出店しているJINSのメガネ屋さんしか知りませんでした。

今度メガネを新調する時は、一度オンデーズに入ってみようかと思います。しかし、ホームページを見たところ、これはと思うフレームが無いんですよね。やはり有名どころのフレーム(例えばレイバンとか)も置いてあるメガネ屋さんになっちゃうのかも…。

この本はテレビドラマにもなっているようで、テレビ朝日新春3夜連続ドラマとして2020年1月3日から1月5日において放送されています。主演は今離婚劇を繰り広げている勝地涼さんとのこと。

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