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土井雪広著『敗北のない競技―僕の見たサイクルロードレース』を読んだ感想

自転車競技のドーピングを扱った『シークレットレース』は読んでいますが、それでも薬は横行しているようです。
しかし、それはもちろん合法な薬で、日本では手に入らない、魔法な薬がいろいろとあるようです。
そんなことが分って、非常に興味深く面白かったです。

本の最初は、幼い時から自転車に目覚め、競技にのめり込むまでが書かれています。
この辺りは少し退屈で、「あれっ、この本大丈夫?」でしたが、プロ契約しヨーロッパへ行ったあたりから俄然面白くなります。
そして、第6章では、ホロっときて、土井雪広という男が好きになります。

それにしても衝撃的なことが書いてあります。
例えば、レース中のプロトンの中で行われているこんなこと。
ゴール1時間前くらいでカメラが空撮に切り替わった時に、ぎりぎりドーピングでない薬をみんなが飲みだす・・・。
ちょっと前に流行った薬を飲んでいると、「まだそんなのを飲んでいるのか」と笑われる・・・。
また、レース期間中の夜は、体が痛く睡眠薬がないと眠れないとか・・・。

このようなことは、テレビのレースを観ていても、解説を聞いていても、実際は分からないことです。
これからはそういうことも踏まえ、テレビ観戦したいですね。

最後に一番心に残った一行・・・
「プロトンの中は薬漬け(ジャンキー)だらけだ」

★★★★☆

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