バーテープとは
使用済みのバーテープの、再使用を試みてみました。
バーテープとは、 路面から受ける振動や衝撃を緩和したり、汗を吸収したりするために自転車のハンドルバーに巻きつけるテープのこと。特に、ドロップハンドルのスポーツ自転車に巻きつけることが多い。巻いたバーテープを掴むことで、グリップ力を高め、安定した走行をすることができる。握っている内に磨耗したり汗で汚れたりするため、消耗が激しく定期的な交換が必要とされるパーツである。比較的安価なこともあり、気軽に取り替えられるファッションパーツとしても親しまれている。
伝統的にはコットン素材が主流だったが、現在は軽量で雨に強いウレタン素材が最も一般的である。手へのクッション性を高めるゲル入りやコルク入りのものもある。さらに、ファッション性の高い本皮・合皮素材のものや、ロゴや柄などが目立ちやすいビニール素材のものもある。近年はバーテープの柄もステッチ加工や波形模様、穴があいたドット模様など、グリップ力を高めるという機能性と同時にファッション性も追求したものが多くみられる。
再使用の動機
ポジション変更のためハンドル交換した、我が愛機トマジーニ(Tommasini Sintesi)。もちろん、バーテープも新しく交換しないといけません。いつも使っているお気に入りのバーテープは、OGKの「BT-01 ホワイト」です。しかし、どうしてもポジションが決まりません。
そこで、新規にスレッドステムを導入することにしました。そうなるともう一度バーテープを剥がさないといけません。巻いてから一か月、乗ったのは一回で60Kmほどだけ使用のバーテープ。でも仕方ありません、泣く泣く剥がしました。
巻いてから日が浅いためか、バーテ―プはことのほかキレイに剥がれました。それを見たら「もう一度、使いたい…」、そんな思いがムラムラと湧き上がってきました。千円ちょっとのモノですが、捨てるのにはもったいない。
ということで、巻き直しに挑戦しました。
巻き直してみて
バーテープの裏に付いていたテープはキレイさっぱり剥がれております。そこでホームセンターで買ってきたのは、幅10mmの両面テープ。これを同じように裏面に貼り付けます。
しかし、買ってきた両面テープの粘着力が思いのほか強く巻き難いです。くっ付き過ぎて、手直しがしづらいのです。巻き直しするなら、粘着力の弱い両面テープの方が絶対に良いと思われます。
こんな感じで巻き直しに成功しました。今回は汚れもなく巻いて一か月くらいのバーテープなので再使用してみましたが、普通なら新しくしますよね。ただ、汚れが少なく、キレイに剥がれていれば再使用可能だということは頭に入れておきましょう。
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