私的評価
ジュード・ロウ主演の映画『オーダー』を観ました。Amazonプライムビデオでの鑑賞です。
この映画は、1980年代にアメリカで実際に活動した極右テロ組織「The Order」をモデルにした作品であり、歴史的な背景に基づいたリアルなストーリーが展開されます。私は全編を通して引き込まれるように観ましたが、一緒に観ていた妻はクライマックスの直前で眠ってしまいました。ストーリーにはリアリティがあり、テロリストたちの言動も興味深かったものの、映画全体の展開は淡々としており、盛り上がりに欠ける印象を受けました。
単なるアクション映画ではなく、極端な思想の危険性を問いかける社会派スリラー作品です。
★★★★☆
作品概要
監督はジャスティン・カーゼル。脚本はザック・ベイリン。
製作はブライアン・ハース、スチュアート・フォード、ジャスティン・カーゼル、ジュード・ロウ。
主演はジュード・ロウ、その他出演者にニコラス・ホルト、タイ・シェリダン、ジャーニー・スモレットほか。
映画『オーダー』(原題:The Order)は、2024年製作のカナダ映画で、2025年2月6日よりAmazonプライムビデオで配信されています。監督はジャスティン・カーゼル、主演はジュード・ロウが務めています。1980年代に実際に活動していた白人至上主義団体を基にしたクライムサスペンスで、緊迫感あふれるストーリーが展開されます。
作品の紹介・あらすじ
解説監督は ジャスティン・カーゼル(『アサシン クリード』、『マクベス』などで知られるオーストラリアの映画監督)、主演は ジュード・ロウ、共演に ニコラス・ホルト、タイ・シェリダン らがいます。
この映画は 1980年代のアメリカで実際に活動していた白人至上主義団体「The Order(オーダー)」を基にした物語 で、連邦政府に対する反乱を企てる危険な集団を追うFBI捜査官の姿を描いています。
あらすじ
FBIのベテラン捜査官 テリー・ハスク(ジュード・ロウ) は、アメリカ政府を転覆しようとする過激な白人至上主義組織「オーダー」の活動を捜査しています。彼は地元の保安官代理 ジェイミー・ボーエン(タイ・シェリダン) と協力しながら、組織のリーダー ボブ・マシューズ(ニコラス・ホルト) を追い詰めていきます。
しかし、組織の計画は想像以上に大規模で、武装したメンバーたちは国家を揺るがす危険な陰謀を進めていました。テリーとジェイミーは、この脅威を阻止するために命をかけた戦いに挑むことになります。
感想・その他
主演のジュード・ロウといえば、私の中では映画『スターリングラード』の印象が強く、それ以外の作品はあまり思い浮かびません。Wikipediaで出演作を確認すると、1994年以降、多くの映画に出演している売れっ子俳優ですが、どうやら私が観たのは『スターリングラード』だけのようです。彼の映画をほとんど観ていない理由は、単純に私の好みの顔立ちではなかったからかもしれません。そんなジュード・ロウも現在52歳(2025年2月現在)。髪はかなり後退していますが、若い頃よりも渋みが増し、本作では非常に格好良く感じられました。ジュード・ロウの魅力を再認識するきっかけとなった作品でもあります。
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