アルミテープには導電性があり、車体に貼ることで周囲の静電気を効果的に除去できると言われています。車体表面に発生する静電気は空気の流れを乱す原因となるため、アルミテープを使うことで空気の流れがスムーズになり、様々な効果が期待できるそうです。
この「アルミテープチューン」はトヨタ自動車が提案した技術の一つで、同社は特許を取得しており、一部の車両に実際に採用されています。そのため、科学的根拠も一定の信頼性があると考えられます。

トヨタが提案する技術の主な目的は車体外部の静電気除去ですが、エアクリーナーへの適用について公式には触れられていません。しかし、アルミテープチューンの定番といえばエアクリーナー。エアクリーナーボックス内では高速で空気が流れるため静電気が発生しやすいとされ、それをアルミテープで放電することで吸気効率が向上する――と期待されているのです。実際に向上するかどうかは、やってみてのお楽しみですね。
試走してみたところ、以前取り付けたスロットルスペーサーで体感した「低速時のトルクアップ感」がさらに強まったように感じました。もっとも、これはプラセボ効果かもしれません。とはいえ、今回のアルミテープは以前の残りを使ったため費用はゼロ。試してみる価値はあるチューンアップだと思います。
ところで、写真を見ていて気になったのですが、エアクリーナーボックスとスロットルボディを繋ぐゴム蛇腹の入口部分にゴミのようなものが見えました。このまま放置しておくのは気になりますね。もう一度外して確認しようと思います。
2025/1/20 追記
エアクリーナーボックスとスロットルボディを繋ぐゴム蛇腹をもう一度取り外して「ゴミのようなもの」を確認しましたが、ゴミはありませんでした。
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