
国道417号線は40数年未開通の区間のある分断国道で、その代替路として冠山峠を通る林道がありました。その林道は7.6Kmでクルマ1台がやっと通れる道幅で、道には石がゴロゴロしており、峠の標高は1000Mを超えるという酷道でした。冬季はもちろんのこと、悪天候でも全面通行止めとなり、福井県・岐阜県境を結ぶ安定的な交通のため全線開通が望まれていました。そんな区間が2023年(令和5年)11月に、7.8Kmの冠山峠道路として開通しました。それにより通行時間が1時間以上も短縮されました。
そんな国道417号線を使い、愛車エブリイでドライブしてきました。国道258号線で大垣まで行き、それから国道417号線、国道8号線、国道365号線を繋ぎ帰って来ました。走行距離は310Kmほどでした。

道の駅 星のふる里ふじはし。ここでお湯を沸かしカップ麺とコーヒー。

揖斐川の横山ダム。高さ80mの中空重力式コンクリートダムで、着工は1957年で竣工は1964年です。

登山の時はranranさんのインプレッサがパンクしたという代替路の林道は、現在は通れなくなっていました。画像右に見えるトンネルは新しく開通した冠山峠道路の最初のトンネル(塚宮ケ原トンネル)です。
2022年に登った冠山登山の記事はココです。

国道417号線の標識(福井県池田町)

道の駅 南えちぜん山海里。北陸自動車道からもアクセスできる道の駅です。

板取宿
板取宿(南越前町)概要: 天正3年(1575)に柴田勝家が北の庄城(福井県福井市)の城主となると織田信長の居城である安土城(滋賀県安土町)との交通網の確保が重要視され天正6年(1578)に北国街道(東近江路)が整備されました。
板取宿は近江国(現在の滋賀県)と越前国(現在の福井県)の国境付近に位置し、板取宿の直前に栃ノ木峠からの経路(北国街道)と木ノ芽峠からの経路(近江西路)が合流し宿場内に入る構成で、さらに北国街道(東近江路)の越前国側最終の宿場あるいは玄関口でもあった事から宿馬30頭、人足60人が常備されました。
江戸時代に入り人の往来が多くなると福井藩(藩庁:福井城)と彦根藩(藩庁:彦根城)との藩境でもあった為、福井藩は板取番所(木造平屋建、間口3間、奥行3間半、格式のある門付)を設け、役人3人、足軽1人を常駐、刀や弓矢、火縄銃を備えさせ厳重な人物改めや荷改め、税の取立てなどを行いました。
福井県:歴史・観光・見所

余呉湖で少し休憩。
後半はサイクリングで訪れたお気に入りの場所を巡り帰ってきました。
あぢかまの里~栃ノ木峠~旧北陸本線サイクリング
再走・あぢかまの里~栃ノ木峠~旧北陸本線(M課長の1日)
4 件のコメント:
とても思い出深い所です
旧北陸トンネルもとても良い所でした
会社仲間のバイカーに紹介したら早速行ってました
もし廃道になるなら登山者には悲報ですね
なんせ麓から登るんですからねww
RANRANさん、コメントありがとうございます。
ホントによいサイクリングコースでした。
でもクルマで走ってみて、よくこんな道を自転車で…と思いました。
なんだか福井県側から林道に入れば冠山に登られそうです。
福井県池田町のHPにそのようなことが書かれていました。
匪石です。
「道との遭遇」観てますか?
廃道探索が番組になるということは
好き者がそれだけいるという証拠。
エブリィの良さが出て来ましたネ。
匪石さん、コメントありがとうございます。
その番組は知りませんでしたが、YouTubeでもいわゆる酷道モノはいっぱい挙がっていますね。最近はそんなのばかり観てます。
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