私的評価
近藤史恵著『昨日の海は』をAmazonのPrime Readingで読みました。近藤史恵さんの文書はスッと入ってくる感じで読みやすく、もちろん内容も面白い。とは言え、あっと驚くような結末がある訳でもありませんが、それでいて最初から最後まで引き込まれて読めてしまいます。ただ、主人公の祖父母の心中の謎の動機については、普通に考えても納得できないと感じてしまいました。
★★★★☆
『昨日の海は』とは
内容紹介
いつも通りの夏のはずだった。その事件のことを知るまでは…25年前の祖父母の心中事件に隠された秘密とは。残された写真、歪んだ記憶、小さな嘘…。海辺の町を舞台とした切なくてさわやかな青春ミステリー。
著者紹介
近藤史恵[コンドウ フミエ]
1969年、大阪府生まれ。大阪芸術大学文芸学科卒。93年、『凍える島』で鮎川哲也賞を受賞してデビュー。2008年、『サクリファイス』で大藪春彦賞を受賞。</p>著書に、『タルト・タタンの夢』のほか、『天使はモップを持って』『あなたに贈る×(キス)』『昨日の海と彼女の記憶』『みかんとひよどり』などがある。
紀伊國屋書店
感想・その他
近藤史恵さんを認知し小説を読み始めたのは、『サクリファイス』を始めとした自転車ロードレースを舞台にした作品からです。一部の人間にしか分からない、そして興味のない自転車ロードレースを題材とした小説で、大藪春彦賞受賞作や本屋大賞では第2位に選ばれなどしたのは、すごいとしか言いようがありません。自転車ロードレースを知らない人でも入り込めたというのは、それだけ近藤史恵さんの文書が分かりやすく、読みやすくいからではないでしょうか。このシリーズ、どれも面白いんです。因みに、最初に『サクリファイス』を読んだ時は、近藤史恵さんは男性だと思っていました。
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