私的評価
映画『アルキメデスの大戦』を観ました。レンタルビデオでの鑑賞です。
映画の冒頭で描かれる戦艦大和の爆沈シーンは、かなりインパクトがありました。『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズのVFX(「Visual Effects」の略で視覚効果という意味を持ち、実際に現実では目にすることのできない画面効果を実現させる)で定評のある、山崎貴監督作品だけのことはありました。
原作は読んでいませんが、ストーリーを楽しむ映画でした。
しかし、戦艦大和はホントに美しい。
★★★☆☆
作品概要
監督・脚本は山崎貴。製作は佐藤善宏他。
原作は三田紀房の『アルキメデスの大戦』。
出演は菅田将暉、柄本佑、浜辺美波、舘ひろしほか。
2019年公開の日本の映画です。戦艦大和の建造を描いた三田紀房による同名マンガを、菅田将暉が主演し、監督は『ALWAYS 三丁目の夕日』や『永遠の0』の山崎貴。天才数学者・櫂直役に菅田将暉、舘ひろしが山本五十六役を演じます。
作品の紹介・あらすじ
解説
「週刊ヤングマガジン」連載の三田紀房のコミックを原作にした歴史ドラマ。1930年代の日本を舞台に、戦艦大和の建造計画を食い止めようとする数学者を描く。監督・脚本・VFXを担当するのは、『ALWAYS』シリーズや『永遠の0』などの山崎貴。主演は『共喰い』や『あゝ、荒野』シリーズなどの菅田将暉。軍部の陰謀に数学で挑む主人公の戦いが展開する。
あらすじ
昭和8年(1933年)、第2次世界大戦開戦前の日本。日本帝国海軍の上層部は世界に威厳を示すための超大型戦艦大和の建造に意欲を見せるが、海軍少将の山本五十六は今後の海戦には航空母艦の方が必要だと主張する。進言を無視する軍上層部の動きに危険を感じた山本は、天才数学者・櫂直(菅田将暉)を軍に招き入れる。その狙いは、彼の卓越した数学的能力をもって大和建造にかかる高額の費用を試算し、計画の裏でうごめく軍部の陰謀を暴くことだった
シネマトゥデイ
感想・その他
事前の予備知識はまったく無く、どんな映画なんだろうと興味深々で観始めました。新戦艦建造計画で持ち上がった二つの案。それは、航空主兵主義派の空母機動部隊を守る高速戦艦建造と、大艦巨砲主義派の艦隊決戦用の超弩級戦艦建造計画でした。超弩級戦艦建造計画の予算の低さに疑問も持ち、天才数学者にそれを暴かせるというストーリー。冒頭の戦艦大和の爆沈シーンで掴みはオッケー、あとは大和建造という史実を変えずに大和誕生をどう描いたのか。事実は藪の中ですが、なぜ大和は建造されたのか、とても面白いストーリーでした。それにしても映画で再現された戦艦大和は美しかったです。私は『宇宙戦艦ヤマト』を日曜の夜7時半から観て、その後8時から『日本沈没』を観ていた子供です。宇宙戦艦ヤマトも美しい船でいたが、実際の戦艦大和はもっと美しい船ですね。なんでしょうね、あの日本人を魅了する造形美は。もう戦艦でなく芸術品です。
最後に出演者について。テレビ朝日系土曜ナイトドラマ『アリバイ崩し承ります』を観て、一気にファンになってしまった浜辺美波さん。彼女がこの映画に出演してました。まだ、ファン歴が浅いので最初は半信半疑でしたが、エンドロールで本人と確認。この子、とても良いですね。誰かに似ているんですが、それが誰かが分かりませんが、これから私が応援するまでもなく、人気実力派俳優になるんじゃないかと思ってます。
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