私的評価
辻村深月/著『ツナグ』を、友人から借りて読みました。映画は観たことがあるはずですが、内容的にはあまり覚えていませんでした。著者は辻村深月。2010年発刊で、第32回吉川英治文学新人賞受賞作です。
どうして「使者」は高校生の若者なのか…。そんなことを思わせる内容が、依頼人の気持ちとして語られています。「使者」とは何者なのか、どうしてこんなに若いのか。その回答が、最後の「使者の心得」で分かるんですね。読後感のよい小説でした。
★★★★☆
『ツナグ』とは
内容説明
僕が使者だと打ち明けようか―。死者との面会を叶える役目を祖母から受け継いで七年目。渋谷歩美は会社員として働きながら、使者の務めも続けていた。「代理」で頼みに来た若手俳優、歴史の資料でしか接したことのない相手を指名する元教員、亡くした娘を思う二人の母親。切実な思いを抱える依頼人に応える歩美だったが、初めての迷いが訪れて…。心揺さぶるベストセラー、待望の続編!
目次
アイドルの心得
長男の心得
親友の心得
待ち人の心得
使者の心得
著者紹介
辻村深月[ツジムラ ミヅキ]
1980年2月29日生まれ。千葉大学教育学部卒業。2004年『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞し、デビュー。2011年『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞、2012年『鍵のない夢を見る』で第147回直木賞、2018年『かがみの孤城』で第15回本屋大賞受賞。著書に『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』『島はぼくらと』『盲目的な恋と友情』『朝が来る』『東京會舘とわたし』『青空と逃げる』『傲慢と善良』など多数。
紀伊國屋書店
感想・その他
最近は涙が安っぽくなり、すぐに頬を伝います。全話で涙を流したかもしれません。内容としては4章プラス1章という感じ。各章で一話が終わる形式ですが、最終章で話が繋がります。
今の自分なら…、ふっと浮かんだ人がいますが会ってくれるかな。それよりも、会って欲しいと依頼のくる人でありたいな。
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