長年の望みだった「名古屋市市政資料館」に行ってみれば見所満載だった

愛知県・名古屋市

見学の経緯と感想

この赤煉瓦の建物の横を通りながら、一度は中を見学したいと思いつつ30年。
長い年月を経過し、令和3年2月23日の天皇誕生日、やっと念願であった名古屋市市政資料館の見学ができました。

そこは、魅力十分にもも関わらず入場料無料という、名古屋の隠れ場的観光スポットでした。
名古屋城とその東に位置する東区白壁から徳川園へと抜ける「文化のみち」を含めて、そこは見所満載の名古屋の名所でありました。

名古屋市市政資料館とは

重要文化財「旧名古屋控訴院・地方裁判所・区裁判所庁舎」としての市政資料館

名古屋市市政資料館の建物は、大正11年(1922年)に名古屋控訴院・地方裁判所・区裁判所庁舎として建設されて以来、昭和54年(1979年)に名古屋高等・地方裁判所が中区三の丸一丁目に移転するまでの60年近い間、中部地方の司法の中心としての役割を果たしてきました。

その後、名古屋の貴重な文化遺産としていつまでも残してほしいという市民の要望に応え、市が国や県の補助を受けて建物の保存・復原工事を行い、平成元年(1989年)からは国の重要文化財(昭和59年・1984年指定)であるとともに、名古屋市の公文書館の役割を担う名古屋市市政資料館として建物を保存・公開しています。

重要文化財指定を受けているのは、赤い煉瓦と白の花崗岩を組み合わせた荘重で華やかなネオ・バロック様式の外観、ステンドグラスや漆喰塗り、マーブル塗りなど高度な技術が使われている中央階段室(上写真)、内装の美しい三階復原会議室であり、いずれも建築当時の姿に復原されている部分として、館を訪れる方にとっての見所となっています。

名古屋市

館内紹介

外観


南側正面


北側

大理石の階段

廊下

会議室と再現部屋


会議室


現行憲法以前の法廷


現行憲法下の法廷

留置場


独居房


雑居房

まとめ

国の重要文化財に指定され創建時の状態に復原された一方で、市民が文化活動で利用できる集会室と展示室がそれぞれ5つづつあります。集会室は半日1,000円から、展示室は全日1,000円から貸出されています。この日も3つづつ使われていたようです。

大理石を使用した豪華な中央階段に、階段上の正面と吹き抜けの天井にあるステンドグラス、雰囲気漂う柱などがあり、ドラマのロケ地としても大活躍で、あのNHKドラマ『坂の上の雲』第三部でも撮影で使用されています。

そんな見所満載の名古屋市市政資料館、何度でも見学したくなる”雰囲気”ある場所です。

名古屋市市政資料館(旧名古屋控訴院地方裁判所区裁判所庁舎)
1922年(大正11)年
国指定重要文化財
所在地 〒461-0011 名古屋市東区白壁1-3
電話番号 052-953-0051
FAX番号 052-953-4398
入館料 無料
開館時間 午前9時から午後5時
休館日 月曜日(祝日の場合その翌日)、第3木曜日、年末年始
食事 喫茶店(軽食あり)

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